ちょい遅くなりましたが、先週末に行いましたNODE-Setagaya#2のまとめ的なものを残しておきます。
( デモンストレーション会も含めれば3回目ですがw )
利用した資料
今回はどちらかと言えば手を動かすテーマを選びました。
実際私が普段からVagrantをバリバリ使い倒していたと言うよりは、
「話題になってたんで試してみたら便利そうだったからみんなで触ってみようぜ!」というノリで選びました。
なのでホントに基本的なことのみです。
こういうところは自分でテーマが選べるっていいですね。
内容的な補足
感想の前に、ちょこっとスライド内容に補足を。。Windowsでの環境について
正直ここは参加メンバーを把握してたんでひとまず今回はいいかなと思ったのですが、実際仕事で使うPCだとWindowsのケースのほうが圧倒的におおいですしね。
- WindowsでのRuby環境
このあたりはググればだいたいヒットしそうですが、
以下のリンクからRuby本体とDevkitのインストーラーを取得し、インストールします。
http://rubyinstaller.org/downloads/
インストールするのは最新のRuby本体と
- 32bitマシンの場合: DevKit-tdm-32-4.5.2-20111229-1559-sfx.exe
- 64bitマシンの場合: DevKit-mingw64-64-4.7.2-20130224-1432-sfx.exe
インストールの際は基本的にデフォルトの構成でOKですが、
ruby関連のコマンドをPATHに追加してしまうと楽です。
- コマンドプロンプトの強化
必須では無いですがWindowsでVagrantを使う場合は絶対にやっといたほうがいいです。
以下の2つのツールを組み合わせるとWindowsとしてコマンドラインを強化できるので非常に良いです。
- NYAOS : http://www.nyaos.org/
(コマンドラインそのものの強化) - ckw-mod : http://ckw-mod.github.io/
(cmd.exeのガワ、PuTTYやTeratermを使う感覚でコマンドラインが使えるようになる。)
以下のような感じで同一フォルダに展開してしまったほうが楽です。
設定はckw.cfgを適宜編集することになりますが、私が使っているものを晒しておきます。
! ! ckw setting ! Ckw*foreground: #FFFFFF Ckw*background: black !Ckw*cursorColor: green !Ckw*cursorImeColor: red !Ckw*backgroundBitmap: ckw_background.bmp Ckw*title: ckw[nyaos] Ckw*exec: nyaos.exe Ckw*chdir: C:%HOMEPATH% Ckw*scrollHide: no Ckw*scrollRight: yes Ckw*internalBorder: 1 Ckw*lineSpace: 0 Ckw*topmost: no Ckw*transp: 220 !Ckw*transpColor: #000000 Ckw*font: Consolas Ckw*fontSize: 13.5 Ckw*geometry: 80x26 Ckw*saveLines: 500 Ckw*color0: #000000 Ckw*color1: #000080 Ckw*color2: #008000 Ckw*color3: #008080 Ckw*color4: #800000 Ckw*color5: #800080 Ckw*color6: #808000 Ckw*color7: #C0C0C0 Ckw*color8: #808080 Ckw*color9: #0000FF Ckw*color10: #00FF00 Ckw*color11: #00FFFF Ckw*color12: #FF0000 Ckw*color13: #FF00FF Ckw*color14: #FFFF00 Ckw*color15: #FFFFFF
とりあえず弄って置きたい設定項目としては
Ckw*title: 自分でわかりやすいウィンドウタイトルに Ckw*chdir: デフォルトのカレントディレクトリパス Ckw*trasp: 半透明度合い
といったところでしょうか。 設定ファイルの編集がおわったら、ckw.exeをダブルクリックで実行すればOKです。
これで Windowsでも大分快適なコマンドライン環境が手に入ります。 画面は以下のような感じです。
- NYAOS : http://www.nyaos.org/
基本的にはこれだけやっておけば、あとはスライドのVagrantのインストール部分からは同様に行けます。
sudoは必要無いですが。
NODE-Setagaya 2回目やってみての感想
前回記念すべき第1回はディスカッションをしながらマインドマップを作ったのと比べて
今回のNODE-Setagayaは作業中心だったので割と黙々とした感じになるかなと思いましたが、
参加メンバーがハマってしまっているところにアドバイスできたりはもちろん、
実際にVagrantを利用できるシーンはどんな場面があるのか? だったり、
意外におまけのVboxManageコマンドのウケがよかったり、
検証できそうな例を上げて見たり、そこから次回以降のテーマにできそうなものが出てきたりと
その場ですぐにフィードバックが得られて予想以上に面白い回となりました。
テーマの内容を私自身そこまで深く突っ込んで知っているわけではなかったですが、扱ってみて本当に良かったです。
デモも含めて今回で3回目ですが
やって見ている感じ、準備するのが大変というところは確かにありますが、
自分で扱ってみたいテーマで意見を交換しあえる場を作れるという意味でも非常に良いなという手応えはあります。
今はまだ3,4人規模ですが、
無理のない程度でちょっとずつでもいろんな人を巻き込めるとまた面白いのかなと感じます。