以前のエントリーで紹介したFireFly(mt-daapd)のライブラリが見えなくなってしまいました。
---※追記※-----------
iTunes10.0.1でFireFlyのライブラリが見えない不具合は解消されています。
ちなみに以前iTunes8 -> 9 にバージョンが上がった際も同様のことがあったようです。
---※追記終わり※---
ipodもiphoneもipadも持っていない僕としては特にiTunesが最新版である必要はないのでダウングレードを試みました(成功してます)。
今回はそのメモ。
ここにあることをマネしてなにかトラブルが発生しても一切責任は取れませんので、
作業をする際は自己責任のもと、お願いします。
いろいろ試してみたところ、
- Time MachineからiTunes.appを復元させることによって以前のiTunesを起動できるようにする方法
- iTunes10を完全に消してしまってから改めてiTunes9.2.1を新規にインストールする方法
Time Machineから復元する方法
前提条件としては当然ですがTimeMachineでちゃんとバックアップをとってあることです。
1)復元領域を適当につくる。
ここで注意すべき点は"/Applications(アプリケーション)"の直下には絶対にリストアしないことです。
言わずもがなですがiTunes10とバッティングしてしまってiTunesが起動しなくなってしまいます。
とりあえずアプリケーションディレクトリ配下に"iTunes9.2.1"というディレクトリを作成します。
2)Time Machineで復元
通常のデータの復元方法と同じです。
TimeMachineを起動
↓
"アプリケーション"ディレクトリ配下の"iTunes.app"を1)で作った復元領域にリストア。
3)ライブラリデータの削除
このままで起動しようとするとライブラリの互換性がないと怒られるだけでiTunesが上がってきません。
そこでライブラリデータを一度消します。具体的には
~/Music/iTunes
("ミュージック"配下の"iTunes"ディレクトリ)
配下の"iTunes Music"ディレクトリ以外のすべてのデータです。
これを削除します。
以上でiTunes9.2.1はちゃんと上がってきました。
iTunes10を削除して改めて9.2.1をインストールする方法
1)iTunes10の完全削除
単純にiTunes.appを削除しただけでは9.2.1をインストールする際に怒られてインストールできないので、
以下のデータを削除します。
/Applications/iTunes.app
~/Library/Preferences/com.apple.iTunes.plist
/Library/Receipts/iTunesX.pkg
/Library/Receipts/iTunesAccess.pkg
権限が絡むのでターミナルで
(control+space -> "ターミナル"で検索すればすぐに起動できます)
laughk@iMac_Leopard ===================== ls -ld /Applications/iTunes.app ls -l ~/Library/Preferences/com.apple.iTunes.plist ls -ld /Library/Receipts/iTunesX.pkg ls -ld /Library/Receipts/iTunesAccess.pkg #一応ファイルがあることを確認。 sudo rm -r \ /Applications/iTunes.app \ ~/Library/Preferences/com.apple.iTunes.plist \ /Library/Receipts/iTunesX.pkg \ /Library/Receipts/iTunesAccess.pkg # パスワードを聞かれるのでアプリをインストールしたりする際のパスワードを入力しreturn。 # 表示はされないけどちゃんと入力されています。 ls -ld /Applications/iTunes.app ls -l ~/Library/Preferences/com.apple.iTunes.plist ls -ld /Library/Receipts/iTunesX.pkg ls -ld /Library/Receipts/iTunesAccess.pkg #ファイルの削除を確認。そんなファイルねーよ的なエラーがかえってくればOK
2)iTunes9.2.1をインストール。
ここからdmgパッケージとってくる。 → Link || iTunes9.2.1
あとは普通のアプリ同様にインストールします。
3)ライブラリデータの削除
ここは前者の手順と同様なので割愛します。
以上でダウングレード完了です。