あまりこういうエントリは今まで書いていなかったけど
たまにはいいのかなという事で流れに便乗してlaugh_kの中の人が2012年を適当に振り返ってみます。
(あちこちで今年を振り返るエントリにあふれてるんだろうな。。)
時系列的に
時系列的に起こったこととか
[2011/11〜7月] スタートアップに首を突っ込んだ(突っ込んでしまった)
結果から言ってしまうとプログラミング初心者勉強会というタイトルに釣られて参加してみて蓋を開けたら「スタートアップ」みんなでやろうぜって感じの勉強会でしたっていうお話。
サービスを作るって行為を通じて実用性のあるプログラミング系の知識を身に着けていく趣旨かと思って
某勉強会に参加してみたのですが、実は逆だったって感じですね。
このへんは話の流れをよく掴んでいなかった私に落ち度があるわけですが、、
とはいえ、今まで絡んだことのなかったWebサービスにおける企画側だったり
一般的な開発者にはどういうタイプの人たちがいるのかな?であったり
学生の人ってどんなこと考えてどんなこと勉強してるのかな?
っていう部分を垣間見ることができて、そのへんは非常に面白かったです。
大学院にも今更ながら興味が湧きましたね。お金ないんで行けないですが。
ただこの部分を振り返って総括すると
スタートアップでやりたいことを実現しちゃう人は本当にすごいと思うし、実現する力を持ってる人はホント頑張ればいいなと思う。
けど自分ではやりたいとは思わなかった。
今の私のやりたいことはWeb運用の技術者としての成長であり、無闇にサービスを作ることではない。
Webサービス運用の技術者としていろんな生きてるサービスに触れて、運用上発生する痛みを少しでも減らしたい。
それを実現するためには自分でスタートアップなんかするより
今の職場で地道に勉強して提案していったほうがはるかに現実的だと思ったし今でも思っている。
その先にまた別の目標とか出てくるかもしれないけど、それはその時考えればいいかなと。
あと一個
スタートアップやろうとしてる人はリーンとかの流行りの思想とか勉強するのは結構だけど、それ以前に
- 人への相談や提案のやり方だったり
- マネージメントとかの人や組織を使うことだったり
- コスト感覚だったり
ちゃんとやってる人はもちろん出来てるんだろうけど。
[8月〜9月]久々に自由になった時間を満喫
普通に仕事はしてましたが家帰ってからだったり休日が自由に過ごせるようになったんでひたすら満喫してました。
[10月] Shell芸人という文化との出会い
私の本業はどちらかというとインフラなのでずっとそっちよりの勉強会に参加してみたいかなって思っていて10月くらいのタイミングでようやく噂の hbstudyに参加することができました。
この時は38回目でちょうどshell上で色々な処理をやってみよう!というものでした。
ワンライナーでもいろいろできる割にはなかなか情報が出回ってないんだなーと感じたと同時に
この勉強会の時に言われていた「Shell芸人」を目指してみるのはなかなかおもしろいんじゃないかと思いました。
また同様の勉強会見つけたら是非参加してみたいです。
プログラムで...という発想もいいのですが
運用上何百という種類のホストで作業する機会がある身としては、やはりワンライナーは使いこなせると心強いものです。
結果的に今年参加することができたhbstudyはこの#38の一回だけでしたが
クラウドハンズオンであったり障害対応勉強会的なイベントも上がっているようなので
時間があったらもっと参加してみたいですね。
[09月〜11月] やっとまともに読み書きできるようになったプログラミング言語はPerlだった。
ギークな人たちと話す機会があるとよく勘違いされるのですが私は「プログラマ」ではありません。仕事でコードを書く機会というのは通常まず無いです。
あってもNagiosプラグイン(ShellScript, 10行程度のPerl)をメンテしたりとか。
とはいえ、何かしらの言語でコードが書けるようになっておけば
「システムのあのへんを可視化しておきたい」とか
「自社で管理してるサーバ情報とかはエクセルなんかじゃなくてWebベースでやりたいんだよね」
みたいなときにすぐ動けたりします。
障害発生時の原因切り分けの際にも、プログラム側が理解出来るだけで原因切り分けもスムーズに行ったりします。
そんなわけで
今まで迷走しながらJava(Android),Python,PHPかじってみたりはしたのですがなかなかすっきりと理解できずに
中途半端な状態が続いていてこれじゃあイカンと思ってました。
ただこの時期ちょうど時間に余裕ができていたこともあり
しっかりと、最低限のオブジェクト指向あたりまではわかるようになっておかないとなーと思い
Perlの勉強をすることにしました。
RubyやPythonが流行ってきているこのご時世になんでPerlを選んだかと言えば
Unix系のサーバならまず間違いなく入っているし、NagiosのプラグインでPerlを使っているものもそこそこあり
インフラ側の人間でも業務にからめてやりやすいってところでした。
この時期に
新版Perl言語プログラミングレッスン入門編
続・初めてのPerl (リファレンスまで)
すぐわかる オブジェクト指向 Perl
の3冊を理解できるまでひたすら読みました。
よくプログラミングは書けばできるみたいな記事を見かけますが
私の場合は書く以前に何を意味しているのかという事がわからなすぎたんでまずひたすら読みました。
このあたりでようやくそのへんのWeb上に転がってるコードの意味もわかるようになってきて
Mojolicious::Lite, Git::Repository あとBootstrapあたりを使って
簡単なWebベースのGitView的なものを作ったりとかできるようになりました。
あとxmlファイルから情報抜くために簡単なパーサー書いたりとか意外に業務上でも生きてきています。
プログラミングに関しては今の業界入ってからの一つの目標だったので結構大きな一歩でした。
とはいえまだまだわからないことのほうが多いので
仕事にうまく使いつつ少しずつでもスキルアップできればいいかななんて思ってます。
[12月] 筋トレ始めて世界が変わったかもしれない
ここは完全に私生活の話ですが年末くらいにスポーツジムに通い始めました。
なんでこのタイミングかと言えば、単純にこれまでお金と時間の都合がつかなかっただけなのですが。。
スポーツジムも今までの一つの憧れだったわけで
ようやく通えるようになって最初はそれだけでヒャッハーしてたのですが
今の体の状況を見てもらったところ「もうちょいで隠れ肥満だよ!」って判定が出て結構凹みましたorz
それ以外にも今の体の問題点が浮き彫りになって
「こりゃ体動かさなきゃだめだなー」
と感じて週3くらいにしようと思っていたのに、ほぼ毎日ジムに入り浸るようになりました。
ショックはありましたが薄々自覚していたわけでもあるし
何よりその見つかった問題をちゃんとつぶしにいけてる今の状況が結構嬉しかったりします。
まだトレーニング始めて1ヶ月たってないですが、体脂肪率が3%ほど落ちてきているのでなかなか順調な滑り出しのようです。
朝に駅までダッシュしてもあまり息が上がらなくなったりとちょっとずつ効果は出はじめているようです。
どっちかって言えば総括的な
時系列と言うよりは全体的なことをざっくり
Androidは結構飽きてるけど出来のいいガジェットにはやっぱりそそられますね。
最近ガジェットネタがマジでないです。もうlaugh_kの中の人がだいぶ飽きちゃってた感じはあったのですが、最近Lumia920を購入しました。
Windows Phoneは最初はいろいろ戸惑いましたが慣れてくると非常によいですね。
他に今年購入したのはMotorola Photonだけなのでだいぶ熱は冷めてる感じですが
それでも物欲そそられる機種はあるものです。
RAZR Mなんか結構いいかもと思ったりもしてますが
そのへんはお財布と相談しながらほどほどに楽しんでいきたいと思います。
もうROM焼きとかはやってもいちいちBlog書かないだろうな。
自分の立ち位置がようやく見つかったかな的な。
大学出てこれまではWebプログラマに対する漠然とした憧れみたいなものがあってインフラ側に配属されてからも何とかあちら側に近寄れないかどうかと色々あがき続けて
本当にいろんな事に巻き込まれながら生きてきましたが
今年になってようやくそのへんの経験で得たものがつながったというか
今の職場でようやくインフラ側、運用側の重要性だけでなく面白さに気づき
またそれに結構夢中になれている自分がいることに気づけました。(できれば新卒2年目くらいで気付きたかったなー(シロメ
そんな意味で、2012年はようやくスタート地点に立てたのかな?という感じのいい一年でした。
来年やりたいこととか
詳細に詰めると身動き取れなくなりそうなんで大雑把に- Perlもっと勉強する (Shibuya.pmとか行ってみたいかも)
- Shell芸の腕を磨く
- インフラエンジニア勉強会にもっと行く
- アウトプット増やしたい
- 腹筋割る
ゆるーくまとめようと思ったらなんか真面目な感じになってしまった。。
でもこうして自分のことをまとめてみるのも良いですね。
ではでは良いお年をー